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上海的報告

この日記は元お勤め先の社員旅行に誘われてないのに勝手に便乗し
安全地帯東京を離れ、上海への数日間を偏見で記録したものです。

上海一日目。

駅に降り立ってすぐ、
駅ビルの中にアナスイのバッタもんみつけてテンションあがり、
その駅ビルの外へ出たら出たで、車と人とのエネルギーに圧巻され、
だって、道路一つ横切るにしても基本信号関係ないし、ひっきりなしにバイクとチャリと車が向かってくるし、
地元の人は、車との距離近すぎでしょー!というのに、すっとうまく渡るんですよ。絶妙な距離で。
こちらはおどおど、いつまでたっても渡れないおのぼり日本人。

その晩は上海と言えば蟹でしょ!ということで
13人連れだってタナカさんご用達のレストランで舌鼓。
何食べても美味しい上海蟹料理でした。(なによりも甘酢がみんなから絶賛されていました)

帰り際に、こちらのと腹いっぱい幸福感をよそに、
生きた上海蟹が束になって置かれている現場を発見。
お店の人と売人が図りにかけてお金のやりとり。
お客の目を気にするといったレベルではない。

さっき行ったレストランの通り道。
何やら地元の人が群がっていて、映画にでてきそうなよい感じの屋台が連なっていてるので
モツでもトライしますか?とワイワイ見物していたら…

お店の外で杓子もって、
地面のマンホールから何やら汲み上げているいる女性が。
よくみると、くみ取ったモノをお姉さんの横のバケツに入れていて、
あー、なんかのために汁くみあげてんのねー、ふーん、と頭の中が
一連を都合のよいように解釈処理してくれていたのですが
あれ?なんだっけ?この件知ってるゾ…

リサイクル食用油

ってヤツですよね。

あきれるとかではなく驚きというか、むしろ、貴重なスクープというか、
この店に入らなくてよかったという伝達通信系間違って”感謝”という気持ちすら湧いてきました。
その汚水をいれたバケツの行く末を見守ること数分、
お姉さんがバイクにまたがり
夜の上海の路地に消えてゆきました。

上海二日目。

相変わらず、道路の横断にはなれませんが、
相棒(夫)の友人に会い、いろんな中国の話を聞くことに。

イタリア人で中国語ペラなヤコポさんのオフィスは
中山公園というショッピングが有名な地区の、
倉庫を改造したというやたらオシャレ建築。
近所ではトランプ賭博、上海お馴染み洗濯ものが連なる生活感漂うシーンもあり、
かとおもえば高層マンションも建ち並び、ほんと雑多な感じ。

上海万博のおかげで
上海生活者にとって今までご用達していたお店が突然無くなって
えらい迷惑を被っているというお話もしてくれましたが、
そういえば、この日『るるぶ』にも『ことりっぷ』にも一面に掲載されていた
B級グルメ地域にいったものの、ほとんど取り壊されて朝ごはんを食べれるところがなかった。
雑誌は三年前に出たばかりなのに…

オシャレオフィスには、今までにあったことない
物静かな中国人の人々がいて、
たくさんのクオリティーの高い作品をみせてもらいました。
昔は、コストが安いというのが特徴で、
ウェブ広告も中国へ発注されていたそうですが、
今は、クリエイティブをまかされ、逆に欧米を使ってウェブ広告を作ることもありそうです。

上海三日目。

一向に道路横断になれる気配がなく
最終日を迎えましたが、この日も上海に住んで長いトモダチにいろいろと話を聞きに。

トモダチいわく、上海は上海万博もしかり、
中国の一部としてとらえるより、
香港みたいに独立した地域と考えていて、
日本のバブルの時期に今とても近いといわれていました。
建物の建築ラッシュも急変化をむかえ、
なかでも中国人のモラルは一番かわりつつあるのでは?という見解でした。

タクシーの運転手が甘栗を食べながら運転していたりするのは
やめてもらわないで欲しい一心ですが、
私としては、道をきいても無愛想というか武骨な印象すらうける中国人の態度(あっちとかしかいわない…)でしたが
一反仲良くなると、とことん親切に振舞ってくれる、という話は
むしろ好印象だなーと感心しました。

街歩きの終盤には、田子坊というオシャレ地域と新天地という外人がいっぱいいる
中国を微塵にも感じない地域にゆき、ラスト夕飯。
オリジン弁当の杏仁豆腐の方が正直美味しいと感じましたが、
それでも十分美味しかったです。

マッサージをしてもらいに新天地へ。
めくるめくネオンの光はここ上海の豊かさの象徴でもあり、
下品なぐらいイケイケで笑いがでますが、
ほぼ東京(というかアジアの主都市)との差はないかと。
吉野屋、マック、ケンタッキー、ファミマ…のチェーン店三昧。
マッサージ苦手をつい忘れて入ってしまったマッサージ店は、
中国三千年の歴史を、中国らしさを臨めるわけではなく、
隣の人とまったく同じリズムと抑揚ですすむ指圧は
翌日のフライト中に背中から胸部の激痛、もみ返しの原因となる。

最後にラコステの店が軒並みたっていたので、パシャり。

まったく生きた心地のする上海旅行でした。また行こう。

血糖値が高くなるデザイン

ショッピングサイト経営者として
他のサイトを参考にと、
よくググルのだけど、
この手のECサイトが激増しているように思う。

http://luxury-style.net/SHOP/LS-0249-FBT.html

特徴は縦に長く、
写真を多様していて、
文字の間隔はきつきつ、
一目で飛び込むようテキストは大きくレイアウトされている。
さらには、科学的見地からその商品の効果があること、
閲覧ユーザーにいちいち語りかけるようなテキスト、
効用の自画自賛、人の弱みにつけこむ脅迫的な文章と枚挙に暇がない。
おまけに商品イメージに沿うキャラクターのモデルは
日本人ではなく、浮世離れした白人のおねえちゃん。

コピーもすごい。
すごいというかエロい。

「クリーミーなシャーベットソープで
    魅惑のジューシーボディーに生まれ変わる!」

とかね。

昔から似たようなページがあったと記憶しているけど、、
最近のはよくもまあ、こんなに過剰になったなあと驚かずにはいられない。
おそらく、改良のつもりで、
これでもかっ!これでもかっ!って過剰が重なりあって
今のいわゆるいかがわしいECサイトの雛形ができあがったのだと思う。
いやまだ進行中?

まっ、こうゆうページが存在するってことは
誰か買う人もかならずいるってことですよねー。しらんけど。

で、夭折したナンシー関がコラムでいってた言葉を思い出した。
感情の表出を過剰にうたうことは “下品” なのだと。
つまり、
売り手から買い手へ向けた
“買ってほしい”というメッセージをみえみえの状態で、
読み手のコンプレックスだったり、変身願望だったり
もてたい気持ちだったりを過剰に煽るスイッチが
こういうデザインにはたくさん配剤されているのだ。
ナンシー関のこの”過剰な感情の表現は下品”という決断は
ファッション誌の表紙、
折込みチラシや涙無くしてみられないオリンピックの感動スイッチ
などが適用されていたと思う。

ワタシはこれに加えるとしたら
「出会いたい」という感情が露骨な合コンかな? いったことあるけど。

世の中は
そんなデザインがあふれかえっていて
すっかり生活に溶け込んでいるから
栄養過多で血糖値の高くなるデザインも、
つっこむことなく普通に受けとめてしまう。
さっき言ったように、必ず買う人も存在する。
この悪循環。
ただ、笑う人も結構いるだろうと思う。
ワタシは、どちらかというと、
いとも簡単にへぇーとなって納得しつつみいってしまう前者の方だけど、
いやいや、いけない・・・!
せめてつっこみ精神だけは保持しておきたい。

で、結論。
“下品”だと感じて毛嫌いするというよりは
パロディーで構成を同じにして
ウチの商品にあてがってみるのもヨシだなあ、と。

ちなみに、
ほとんどが
男性がつくったであろうデザインじゃないかなって思う。
根拠ないけどね。