月別アーカイブ: 2011年1月

谷根千おしょくじ

本日で”出張!谷根千おしょくじ”が終了しました。

“おしょくじ”とは、食べることの動詞ではなく…
おみくじのようにおみくじ箱から引くくじのこと。
そこには、谷根千エリアのお食事処情報が記載されていて
場所によっては、コーヒーやデザートのサービスがついたりと
特典=おまけも充実。時には店主の笑顔が特典だったりとユニークです。
そのゆるさが商業商業してなくて、好感度大で
グルナビでもなくホットペッパーでもない地域密着型クーポンと
勝手に呼称していました。

もちろん、これらの特典はご近所の主婦のみなさまに好評を博していたのですが、
“おしょくじ”の醍醐味はまた別にも。
くじの仕掛けが凝っていることが
引く体験者にワクワク感をプレゼントするというか、
本当のくじみたいな内容が面白可笑しく読ませてくれます。
くじを引いたお客さんには、「私くじ運いいから!」と意気込む方もいらっしゃいましたが、
「あー当たりとか外れとかないじゃん!」とつっこみを入れて
ニコニコされて帰って行かれました。

本当の神社に置いているような木でできたおみくじの箱や、
その穴からでてきたくじ番号は、箸の棒に書かれていたりと、
「食事」と「くじ」をミックスさせる演出も非常に細かいです。
もっとも、紙でできたくじは、おかもちに保管されていて、
「まいどー」と言わんばかりに、そこから番号を参照して出します。
どのお客さんもその過程を面白がってくださりました。

この”おしょくじ”、三宅航太郎さんという方がはじめたのそうで、
向島を拠点として”おしょくじ”の良い意味のフランチャイズとして、
“谷根千おしょくじ”が最近活動をはじめたようです。
谷根千エリアに住む娘たち、吉田さんを筆頭に、カメラマンの岡村さん、ライターの吉田さんを
中心に運営されているようです。
二人は普段はサラリーマンで忙しいなか、谷根千エリアのお店に営業して呼びかけ、
その結果、くじになった協力店も充実の数。
今では40近くの店が参加されています。

そんな”谷根千おしょくじ”をおかりして
一月中東京キッチュの店頭に置かせていただいたのですが、
期間中、たくさんの方に引いていただき、こちらも楽しい思いができました。
この場をかりて、本当にありがとうございました。

谷根千おしょくじはこちら
http://yanesenoshokuji.com/

出張おしょくじの様子はこちらからもご覧いただけます。
http://yanesenoshokuji.com/wp/?p=298

谷根千おしょくじ

谷根千おしょくじ

谷根千おしょくじ

吉田さんにあめ細工吉原で作っていただいた、
愛犬”まめ”の飴。
まめの飴

まめ

行った年来た年

遅まきながらあけましておめでとうございます。
新年早々に、昨年の話です。

■「東京あとつぎ息子会議」 2010/12/14

ひょんなことからお呼ばれし、お話する機会に恵まれました。
「東京あとつぎ息子会議」とは文字通り、何かのあとをつぐ、もしくはこれからつぐ人達が集まって、
知識を共有し勉強する会議。暗闇ご飯で知られる彼岸寺の青江さんや、まち作りプロジェクトをされている時岡さんたちが中心となり続けています。

第二回目の「東京あとつぎ息子会議」は浅草の緑泉寺で開かれたわけですが、
ワタシは何かのあとをつぐというバックグラウンドが無く、そのため葛藤や苦労話小ネタがご用意できないため、
農家が自給自足という言葉を使うように、ウェブで自給自足(風に)できる話をさせていただきました。
題して「商品開発から販売方法まですべて自作でトライしてみる」です。
具体的には、畳シリーズの発想から企画→モック→制作(外注)→販売までです。

ワタシのような個人が、ショップを起こすには絶対リスク回避が必要です。
ネットショップはどれも初期費用がかかるので
自身のサイトにカーと機能だけひっつけることのできる
クレジットカード一枚でネットショップが作れるpaypalのクレジットカード決算(簡単自作カート)などをご紹介しました。

他にもいろんな方法があるかと思いますが、大手楽天はやはり楽天以外のイメージは期待できないし…
ドロップシッピングのような手軽さは本気魂を生まないというか、そもそも作って販売したいものとターゲットがある人には必要がないかなと思います。
(ドロップシッピングのサービスを考えた人はホントすごい!よくおもいつきましたね!頭わけてください。)

アートマン・ジャパンの都築さんと、もののふの田中さんのご登壇には聞きほれました。
なんというか、経験が豊富でしたいことの意思もはっきりされていてすばらしかったです。

お二方は「伝統工芸」という言葉がキーワードでした。
ロハス、エコ、スローライフ、社会貢献や地域貢献…などの言葉はどこか似ていて、
その言葉を発すると絶対的な価値、というか善意を表現するのに便利な言葉と皮肉なワタシの性格がおもってしまうのですが(思った矢先ロハス連呼)、
「伝統工芸」という言葉は厳しい修行時間を含め、その技術を獲得した個だけが作れる立派な価値だと改めて感じました。(だから誰彼かまわず発することができない)

こちら「キッチュ」のおもしろみといえば、
伝統工芸という礎をプロアマのような大衆、”職業”が真似する、
そして仕上がり流通し、繰り返し、多種多様な作品になることで、
そこが醍醐味かと感じています。んで、あまねく人の心の中にある日本っぽいもので、
誰もが接することができるものだと思うんです。そこが高貴な伝統工芸とは違うところかと思います。

この場をかりて、ワタシなんかをお誘い&ご清聴いただきありがとうございました!
また機会があれば、何かお役に立てればと思っていて、
その第一歩が、この講義でお話できなかった、
PayPalを使った販売方法の具体例を東京キッチュで開きたいと考えています!
またこのブログにご案内しまーす。

■大サワ工房まとめ ~11/27

昨年の12月27日まで大サワ工房発表会という小さな個展を店舗の真ん中部分で開きました。
東京キッチュとは一味も二味も違う、非常に色彩豊かな展示となり、
はじめての試みで心配だったのですが、ご記帳いただいた数が目標を優に越え、
嬉しい結果となりました。皆様、遠いところ、ご来店ありがとうございました。
作家の大サワさまもありがとうございました!

大サワ工房

また、東京キッチュのギャラリースペースをかりたいという方、info@tokyokitsch.comまで
お気軽にメールください。

■これからのイベント・個展

3月は、京都からZUURICHという若いアーティストが、
5月にはクレイアニメの作家さんはやかわりかさんの個展も予定しており、目白押しとなっています!

また、1月はうさぎグッズや、めでたいだるまグッズの新商品を入荷し、
新春めでたフェアとして開催しております。

{ ミッフィー卯三郎こけし }
ミッフィーこけし

{ cochae 折り紙風呂敷 うさぎ }
cochae うさぎ

{ 谷田有似作 うさぎの切り絵 }
剪紙

■谷根千おしょくじが東京キッチュに!!

その期間中、嬉しいことに『おしょくじ』も出張していただけることになりました!!!
『おしょくじ』とは、おみくじのようにくじを引くと谷根千エリアのお食事情報が特典もついてでてきます。
1月いっぱいなので、ぜひご来店し谷根千エリアのお食事情報をゲットしにきてください。

おしょくじ

谷根千おしょくじ

※写真は谷根千おしょくじから転載させていただきました。

谷根千おしょくじはこちら >>
http://yanesenoshokuji.com/ 

■まとめ

1月 : 新春めでたフェア 和菓子ストラップがおまけでついた福袋や、ウサギグッズなど販売
    『おしょくじ』出張!

3月 : ZUURICHの個展

4月 : 予定無し

5月 : はやかわりかさんの個展

※各スケジュールはこのブログにておって掲載いたします!

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